2015年1月10日にアップした動画のアップグレード版です。
モバイルではアノテーションが表示されないということで改善しました。
実験自体も「逆流」の危険性を認識してもらうという目的には達していない内容であろうと反省し、再度やり直しました。
生徒実験において、気体の発生(水上置換)のときは、必ず逆流の危険性を説明する必要があります。生徒さんにとっては「反応が止まった、よしガスバーナーの火を消そう」という心理は自然なことですが、こんな危険が潜んでいるということを「視覚的に伝える」ことは危険防止には欠かせないと思います。
私が教育実習生だったとき(20数年前(ー_ー)!!)、炭酸水素ナトリウムの熱分解の生徒実験を担当し、実際にこの動画同様の実験を教卓でやろうかということになりました。忘れもしないのですが、事前の予備実験で、逆流で割れたガラス片が5mほども吹っ飛びました(+o+) 当然、本番の授業ではボツとなりました。理科の教員、化学の実験って大変だなあと痛感させられたエピソードです。
少しでも逆流の危険性について、感じとってもらえたら幸いです。
実際に演示するとなるとガスバーナーから空気を追い出すのにも時間がかかります。この動画(1分26秒)の活用もご自由に!!
Comments